網戸を閉めているのに小さな虫が入ると、「網戸が古いのか、それとも窓の開け方が逆なのか」と迷います。見た目には網戸が窓を覆っているため、どこに隙間があるのかも分かりにくいものです。
先に確認したいのは、網戸を室内側の窓と組み合わせているか、半開ならどちらの窓を開けているかです。位置が合っていても破れやモヘアの傷みで虫を完全には防げないため、順番に切り分けます。
網戸を閉めているのに虫が入るとき、窓と網戸はどの位置が正しいですか?
まず、網戸は室内側の窓(内障子)と組み合わせます。半開にするなら、室内側の窓を開け、室外側の窓は閉めた状態で網戸を使うのが基本です。
左右で覚えようとすると、部屋側から見た向きや窓の仕様で混乱しやすくなります。「室内側のガラス戸を開ける」と考えると確認しやすいでしょう。LIXILの取扱説明書でも、網戸は内障子側で使うことを案内しています。YKK APも、虫の侵入を減らすには、網戸フレームのモヘアと窓フレームを重ね、網戸と窓の間に隙間を作らないよう示しています。網戸を含む窓まわりの製品情報は、YKK AP公式の商品案内からも確認できます。
隙間テープ モヘア すき間テープ
ショップ:ノナカ金物店
4.8(71件のレビュー)楽天の商品表示では、幅6mm・毛の高さ6mmのモヘアタイプで、網戸や窓サッシに使う用途が記載された隙間テープです。モヘアがつぶれたり途中で切れたりして、網戸フレーム側の毛状部材の傷みが明らかな場合は、寸法と貼る面を確認して検討する候補になります。
これは窓と網戸の正しい位置を代わりに決める用品ではありません。網戸の建付け不良、戸車の不具合、枠の変形が疑われる場合は、貼り足して無理に動かさず、取扱説明書・施工店・管理会社に相談してください。
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窓を全開にするときは、網戸が開口部を覆う位置まで動かします。問題になりやすいのは、窓を少しだけ開ける場面です。室外側の窓を開けたまま網戸を使うと、モヘアと窓枠が重ならない部分に隙間ができ、網目を通れないはずの虫にも通り道ができることがあります。
ただし、内障子・室外側という呼び方や網戸の収まりは製品ごとに異なります。窓に貼られた使用ラベルや取扱説明書と違うように見える場合は、自分の窓に一般論を当てはめず、施工店や管理会社へ確認してください。
窓を半開にするときは、どちらを開ければ虫が入りにくいですか?
室内側の窓を開け、室外側の窓は閉めます。網戸の毛状の部材(モヘア)が窓フレームに重なる位置を、横から目で確かめてください。
確認は、窓をいったん閉めてから行うと安全です。
- 網戸を閉め、網戸が室内側の窓と並ぶ位置にあるかを見る
- 窓を少しだけ開けるなら、室内側の窓を動かす
- 室外側の窓は閉めたままにする
- 室内側から、網戸フレームのモヘアと窓フレームが重なっているかを見る
- 網戸の端や下側に、明るく抜けて見える大きな隙間がないかを確認する
網戸が窓の外側にあるように見えるからといって、どちらの窓を動かしても同じではありません。大切なのは、網戸のモヘアが窓枠に触れて隙間をふさぐ位置になっていることです。半開で虫が入るときは、虫よけ用品を先に使うより、この重なりを見直すほうが原因を分けやすくなります。
網戸の位置が合っているのに虫が入るのはなぜですか?
位置が正しくても、網の破れやモヘアのつぶれ、枠のゆがみがある場合や、虫の大きさによっては侵入を防ぎ切れません。 網戸を閉めていることだけで、すべての虫を遮れるとは判断しないことが大切です。
LIXILの取扱説明書では、正しく使用していても虫の種類や大きさによっては侵入を完全に防げないと案内されています。特に、網の穴より小さい虫なのか、窓の端から入っているのかで対策は変わります。窓の近くで虫を見たからといって、必ず網戸の位置だけが原因とは限りません。
次の順で見ると、余計な補修をしにくくなります。
- 網に穴やほつれがないか、網が外れていないか
- モヘアが寝ている、抜けている、途中で切れていないか
- 網戸を閉めたとき、上・横・下のいずれかに大きな隙間がないか
- 網戸を動かしたときに引っかかる、傾く、途中で止まるなどがないか
- 虫が入ったのは窓を全開にしたときか、半開にしたときか
窓サッシそのものの隙間が気になる場合には、楽天の商品表示で窓・サッシ向けとされるD型の隙間テープもあります。ただし、これは網戸のモヘアを補う用品ではありません。貼る位置、必要な厚み、開閉への影響が判断できないときは、自己判断で貼らないほうが安全です。
モヘアや網戸の隙間は、自分で直してもよいですか?
軽い汚れの確認まではできますが、網戸の取り外し、戸車の調整、枠のゆがみの補修を無理に自分で行わないでください。 とくに賃貸住宅では、部品や窓枠を傷めると原状回復の問題になることがあります。
まずは、網戸を閉めた状態でモヘアの状態と、破れ・外れを目視します。掃除で改善するか、部品交換が必要か、建付け調整が必要かは外見だけでは決められません。網戸が外れそう、開閉が重い、レールから浮く、隙間が片側だけ大きいといった状態なら、使用を続けながら押したり引いたりせず、管理会社または施工店へ状況を伝えてください。
室外側からの確認には身を乗り出す必要がある場合があります。窓の外へ手を伸ばす、踏み台に乗るなどの確認は避け、室内から見える範囲と取扱説明書で判断します。
虫よけスプレーを網戸に使えば、窓と網戸の隙間は解決しますか?
解決しません。虫よけスプレーは、正しい位置に戻すこと、破れを直すこと、網戸と窓の隙間を埋めることの代わりにはなりません。 網戸へ使えると表示された製品でも、まず位置と傷みを確認します。
虫よけスプレー 虫除けスプレー ヒバウッド
ショップ:リーフ オンラインショップ
4.2(56件のレビュー)楽天の商品表示では、網戸・窓など虫が侵入しやすい場所への使用が案内され、カメムシなどを対象とする忌避スプレーとされています。網戸の位置、網の破れ、サッシまわりを確認したうえで、製品表示の対象害虫と使用場所が合う場合だけ、補助的な選択肢になります。
樹脂部品や塗装面を含め、窓まわりに使えるかは商品表示と窓の取扱説明書で確認してください。素材への使用可否が不明なまま噴霧せず、使用量・換気・子どもやペットがいる場所での注意も、購入前に確認してください。
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虫よけを使う場合も、「網戸へ使える」と書かれているかだけで判断しません。自宅の網戸・サッシの素材に使えるか、室内側へ飛散しないか、対象にしたい虫が対象害虫として表示されているかを確認します。位置がずれたまま重ねて使うと、何が原因だったのか分からなくなります。
網戸から虫が入るか分からないときは、どこへ相談しますか?
製品名や窓の型番が分かるなら、その取扱説明書を確認し、不明な場合は管理会社・施工店へ相談します。 網戸の仕様に合わない位置へ動かしたり、部品を外したりする前に確認するほうが安心です。
相談するときは、「室内側の窓を開けて網戸を閉めても虫が入る」「網戸を閉めたときに右下だけ隙間が見える」のように、窓の開け方と隙間の場所を伝えます。室内から安全に撮れる範囲で、閉めた網戸の端やモヘアの状態を写真にしておくと、説明しやすくなります。
窓まわり以外の侵入経路も一緒に考えたい場合は、ゴキブリの侵入口対策を進める手順も参考にしてください。窓の建付けを直すことと、室内へ入りやすい隙間を点検することは分けると、対策を選びやすくなります。
網戸と窓の位置についてよくある質問
網戸を閉めているのに、窓を少しだけ開けると虫が入るのはなぜですか?
室外側の窓を動かしていると、網戸のモヘアと窓フレームが重ならず、端に隙間ができることがあります。室内側の窓を開け、室外側の窓を閉める位置にして、モヘアが窓枠と重なるか確認してください。窓の仕様が分からない場合は、取扱説明書を優先します。
網戸を内側にしても、小さな虫まで完全に防げますか?
完全には防げません。LIXILは、正しい使い方でも虫の種類や大きさによって侵入を完全に防げないと案内しています。位置を直しても入る場合は、網の破れ、モヘアの状態、枠の隙間を確認し、必要に応じて施工店や管理会社へ相談してください。
窓の隙間テープを貼れば、網戸の位置は気にしなくてよいですか?
いいえ。窓・サッシ用の隙間テープと、網戸フレームのモヘアは役割も貼る場所も同じではありません。まず網戸と窓の正しい重なりを確認し、そのうえでサッシの隙間が原因か、モヘアの傷みが原因かを切り分けます。開閉を妨げるおそれがあるため、寸法や貼る場所が不明な状態での施工は避けてください。
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